二種類の甘酒と酵素ドリンクとしての活用

甘酒と世の中に言われているものには二種類があります。
一つが米麹を使って米を発酵させることによって作るものであり、もう一つが酒粕をお湯に溶いて砂糖で甘味をつけたものです。
これらはいずれも米由来の発酵食品であるということは同じであり、酵素の作用を利用することによって高い栄養価を持つようになっています。
こういった形で存在している二種類の甘酒を酵素ドリンクとして活用していくためにはどちらが適切なのかということは疑問に思われることになります。
そのときに重要になるのが酵素の熱安定性の問題です。
酵素はほとんどのものが熱に対して不安定であり、加熱を行うと活性を失ってしまいます。
米麹を使って発酵させている場合には60度前後で発酵を行うため、その発行の際に機能している酵素以外はほとんど活性を失ってしまっているということになるのが必然です。
しかし、熱に比較的強い酵素は生き残っていることから、それを活用した酵素ドリンクとして飲むことができます。
一方、酒粕で作った甘酒の場合には熱処理をしていないものの、アルコールを除去するために長時間煮立てる必要が生じてしまうという問題があり、ほとんどの酵素が活性を失うでしょう
酵素ドリンクとして飲むには加熱せずにお酒として飲む必要があるのです。