酵素の機能を抑制する医薬品と摂取する民間療法

身体の中で酵素は様々な役割を果たしています。
基本となっているのはある物質を別の物質に変換するというものであり、個々の酵素がその機能を果たすことによってうまく消化活動や代謝活動が行われるようになり、生命活動が維持されているのです。
しかし、その機能のバランスが崩れてしまうことになると生命活動がうまく行えなくなってしまうことにつながります。
そのため、うまく酵素の機能を制御するというのが医薬品開発の基本的なアプローチの一つとしてよく行われているものであり、典型的なのが機能を抑制する物質を医薬品成分とするというものです。
酵素の機能を活性化するよりも抑制する方がドラッグデザインが行いやすいことからこういったアプローチでの開発が進められています。
ある物質を変換するということがわかっているため、その物質に似ている物質を使えば機能を抑制できると考えられるからです。
こういった形で医薬品開発が行われていますが、酵素を摂取するという民間療法ではアプローチが異なります。
基本的には抑制するのではなく、機能するものをお腹の中に補充したり、身体の中で作られやすくしたりするというアプローチであり、機能を高めることが目標とされているのです。